出張先で目が覚めたら女上司の爆乳に挟まれていた僕 いつも叱って見下してくるのに「君のオチンチン超絶倫じゃん」とドロドロ中出しマ○コを見せつけてきた… 優月まりな

作品の感想&レビュー

1. 清水

   2023年8月14日

   完堕ちまで移行する説得力

   女上司と部下の相部屋での物語は、職場での出来事を排除し、出張先の宿でのシーンに限定されています。そのため、女上司の変貌ぶりが中心に描かれており、出張先での彼女の変化が強調されています。

   職場のシーンがないことで、ダメ社員感が薄れており、それでも出張で女上司と一緒に行くほどの情けない部下という微妙な人物像が、女上司と部下の関係の最低限のラインを演出しています。

   ダメさが過ぎると視聴者も飽きてしまうため、あまりどうしようもないダメ社員によって演出されるダメさは適度なものです。

   出張先の相部屋で女上司が怒り出すが、その怒りのレベルは大魔神の怒りというほどであり、視聴者も申し訳なさを感じる一方で、泥酔した女上司に襲われるのも仕方ないという状況が、女上司の色気や八つ当たり的な怒りが交錯する雰囲気になっています。

   女上司がヘボチンと罵る場面も良いです。これによって、雰囲気が急に変わり、女上司への怒りからヘボチンではないことへの理解に移行します。これによって、エロシーンの見方も変わり、冒頭のメロメロな女上司の迫力が理解でき、以降は彼女の変貌に集中し、出張後の関係性も容易に妄想できます。

   ここまでの描写は傑作ですが、何か物足りなさを感じます。エッチのシーンを振り返ると、正常位での挿入と顔射、騎乗位での挿入、おっぱいを使ったパイズリと胸射、正常位からの顔射という流れですが、期待していたバックからの挿入や背後からのバックでの挿入がないことが物足りなさの原因です。

   爆乳の揺れを楽しむためにはバックが不可欠であり、判らせるためにもバックは効果的だと考えられます。

   私はバックが好きですが、確かにバック攻めが少ないため、判らせの感じも低くなっています。

   例えば、最初のエッチシーンは判らせですが、ヘボチン呼ばわりによる判らせと、正常位での挿入とパイズリでの顔射による前面の濡れ具合、そしてバックでの判らせと寝バックでの背中射による完全な判らせと、合計４回でまみれにされることで超絶倫による完堕ちの流れに繋がり、以降のエッチシーンが１回で終わっても連続性と持続性が演出され、女上司にメロメロになるさまの根拠となると思われます。

   そのため、最初のエッチシーンでの二連戦は、微妙な物足りなさの要因となり、完全なる傑作に至る後一歩さが感じられると言えます。

   最初のエッチシーンでの完堕ちが前提となっているため、スルーするのは難しいかもしれません。