アナルファッキンガール 乙アリス

作品の感想&レビュー

1. くいち

   2023年7月3日

   楽しみやすいAF

   2022年、撮影本数200本以上のタフネスなアリスさんと、ユーモア溢れる言語センスで楽しませるまさのり監督がコラボレーションした作品です。テーマはアナルファック。通常、アナルファックと聞くと凌辱や逆アナルなど、相手を制圧するイメージが強いですが、この作品はアナルに明るく前向きに取り組んでいます。作中のセリフには三人でつながろう一緒に気持ちよくなろうとある通り、楽しみを共有することを重視しています。お互いが対等の立場で快楽を求める姿に安心感を感じることができます。ただ、最初のシーンでの焦らしプレイには少しイライラしました（笑）。早くアナルに入れてくれというセリフにはね。しかし、その後のアナル挿入時の表情や声の変化は見事でした。焦らしの後にカタルシスを爆発させる展開に完全にまさのり監督に引き込まれました。監督はなかなか意地悪なシナリオを書かれるんですね。また、アリスさんの柔軟性にも驚かされます。ソファでのソロプレイや、寝転がりながら大きなお尻と顔がカメラ目線をキメるポーズなど、お尻と身体を分離させて抱えているような錯覚に陥ります。試しに真似してみると、身体から異音がしてしまいました。ホクロのあるアナルから放たれる妖艶な光はエロいだけでなく、何でも吸収する雑食性は、生命の輝きと感じられます。そして驚きのシーンとして、アナルが笑う場面もあります。他にもバックの結合部のアングルでお腹が呼吸するような様子や、M男に対してエロく優しい表情、ボリュームたっぷりのスタイルやギャルのような色気など、何度見ても良いポイントを見つけることができます。マニアから初心者まで、胸やお尻のフェチ、他の好みにも応えられるキャッチーさは本当に素晴らしいです。そうそう、インタビューシーンで、もう少し大きな音量でまさのり監督の声が聞けたら良かったですね。