潜入捜査官 敗れし者達への鎮魂歌 鳴らせなかったウェディングベル 天国るる

作品の感想&レビュー

1. ヘンリー

   2022年11月2日

   手拘束　１VS1好き　だからOKだけど、、、

   私は、コスプレをしながら戦うヒロインの役柄で、1対1の拘束プレイの作品がもっと増えてほしいとリクエストしたので、それを聞いてもらえたことに感謝して購入しました。ただ、この作品を評価するとすると、あまりこだわりがなく普通に存在していそうな点が3つほどあります。

   以下は、私の個人的な偏見と性癖に基づく感想です。

   まず、手を拘束されながらの1対1の場面は多いですが、コスプレの選択が全く変わらないことが残念です。一貫して同じ場所で捕まっているような感じで、エロシーンとエロシーンのつながりがないため、最初の方が一番良かったと感じることがあります。徐々に脱げていくだけです。

   そもそも、脚本家にしかわからないようなこだわり設定を無理に強調するため、男優のセリフもそれに合わせているため、違和感を感じます。苦痛や恥辱を受け入れるのはわかりますが、なぜ快楽として受け入れるのか疑問です。快楽なら耐えやすいということでしょうか。そんな設定は、本当にAVで存在するのでしょうか？伝わりますか？伝わったと言えるのでしょうか？

   男優も自分を好きになれと言っているが、それはあり得ないと思います。媚薬を使った展開も無理に持ち込まれています。ドラマ仕立ての作品を作っている人たちが気取った感じになっていると思います。あと、フィアンセの登場など、登場人物を増やすのをやめた方がいいです。BADENDも監督の好みなのか、脚本通りなのか分かりませんが。1対1で拘束プレイを3回も見せるなら、他にもやることがあったはずです。（場所を変える、コスプレを変える、男優にもっとキャラを付けるなど）私は購入したからこそ言っているのですが、物語や設定がAVのエロシーンで本当に生きるように考えていただきたいです。今回の設定などは、エロとして魅力的に感じられません。

2. 志乃

   2022年10月31日

   見どころは天国さんの圧倒的なビジュアル

   敗北した後でも、苦痛を快楽として任務遂行を目指せという教えを受け、それをベースにして展開する捜査官の物語は、珍しい形態です。

   そのため、媚薬などは使用されず、抵抗することもありません。

   ただ従順になり、挽回のチャンスを見つけようとする、という感じで物語は進行します。

   しかし、上司（婚約者）が重要な場面で失敗し、足を引っ張るという愚かさがあります。

   そして、天国さんが目の前で被害に遭ってしまいますが、作品的にはこの段階で完全に堕ちてしまう、という描写です。

   しかし、その後の上司とのやり取りでは正気を保っており、正気ながらも何度も襲われるうちについつい感じてしまった、というのが最も適切な解釈かもしれません。

   もともと天国さんは感情をあまり表に出さず、読み取れない存在なので、感情の変化がわからず、難しいテーマをうまく扱えなかったという印象があります。

   何しろラストシーンまで、天国さんは喘ぎ声以外はほとんど無口です。

   最初のシーンでの婚約者の上司とのやり取りも全て同じことを返すだけだったので、なおさら天国さんの感情が見えないというか、キャラクターとしてはロボットのような印象すらありました。

   ただ、天国さんの冷静で整った容姿に加え、さらにセクシーになった体はとても魅力的です。これだけでも観る価値はあると思います。

   また、天国さんのような雰囲気の女優には、抵抗→媚薬堕ちのよくある展開は合わなかったのかもしれません。