うちの部署に、異動してきたばかりの女上司を孕ませた犯人がいる―。 竹内有紀

作品の感想&レビュー

1. 山下和雄

   2024年11月18日

   探偵気取りの男にイライラ。

   ストーリーは最低だったけど、絡みの構成は良かったです。最初ストーリーは弱みを握られて仕方なくという流れなのかと思ったけど、ただ無理矢理にやられただけという糞ストーリーでした。しかも居酒屋というシチュエーションで全然断れない感じでした。孕ませも余計。絡みの構成は良好で、1シーン目は黒ストを履いたスーツ姿の竹内有紀さんのオフィスSEXが見れて、2シーン目は3P、3シーン目はフェラ抜き、4シーン目は5Pと充実して楽しめました。ただ、フェラ好きとしては1時間40分頃の竹内有紀さんのお顔が良かったのに、いきなり男の顔に変わって最悪でした。もっと竹内有紀さんのお顔の余韻に浸りたかった。最後のちょっとしたフェラシーンも雰囲気がよく、良かったのに途中で男の顔がカットインされて最悪でした。

2. 福岡聖菜

   2024年7月3日

   シリーズ化を希望します

   この作品は、理解しにくい部分もあるが、竹内有紀さんの魅力を存分に楽しめる。売上が低迷している新宿支店に、営業実績を伸ばすため本店から竹内部長が赴任する。支店は、コネで入社した結城課長が管理していた。結城は内心で不快に感じている。そこで竹内部長と他の男性社員5人で歓迎会を開くが、これが結城の罠だった！早々に3人の男性社員が退席する。残った2人のうち、結城は日森に目線を向け、もう1人とともに酔っ払った竹内部長を襲おうとする！男性2人は、場所を変えようと言い、ホテルに竹内部長を連れていき、レイプする！竹内部長は抵抗するも、男性社員2人により3Pセックスが行われる。女性としての弱さが描かれつつも、それを他の男性社員1人にネタにされ脅される竹内部長！その男性からも襲われる！休職中の竹内部長を1人の男性社員と結城が訪れ、真相が明らかにされる。結城が事件の主犯であることを知らずに、真面目な男性社員1人がいる。結局、竹内部長を除く全員が乱交レイプの被害に遭う。このシーンは非常にハードで、3Pセックスが繰り返される。竹内部長は負けてもエロく、その様子が際立つ！最後には、結城の男根をしゃぶる服従する竹内部長の姿が強烈に印象に残る。ハードな作品ではあるが、面白かったと感じます。

3. ぐんまちゃん

   2024年5月31日

   普通に判りにくい

   脚本としては、良い可能性を秘めているのですが、そもそもの作品コンセプトに捕われすぎているため、話の理解しにくさに繋がっています。

   女上司の事情を知る部下が女上司を孕ませた犯人捜しのコンセプトは、最初の関係者ではなく、二番目の関係者を特定し、そこから最初の関係者、３番目の関係者、黒幕と繋げて、最後の展開が良い可能性があります。

   しかし、登場人物が多すぎて心情が分かりにくいのが問題です。

   登場人物を絞り、黒幕が疑いを晴らせるように複数の男性を巻き込んだだけで、本来は一人でやれることに気付く構成にすることで、より効果的に物語が進行するでしょう。

   登場人物たちは呑み会で酔い潰れた女上司を家に連れて行き、弱味を握り、反抗すれば強制的に性行為を行い、屈辱的なプレイや孕ませを行い、女上司を満たす姿を描いた、少々卑劣な脚本です。

   ミステリータッチを加えるために複数人や多角的なプレイを入れたが、黒幕と共犯者たちの心情がプレイに生かされていないため、雑なミステリーになってしまいます。

   共犯者たちが黒幕に従順なのも弱いし、黒幕が手に入れたいのなら回りくどいプロセスは必要ないし、共犯者たちがいない方が秘密を守れるので、このストーリー展開はおかしいですし、オチだけ見ると孕ませた相手が複数いるだけで、分かりづらい。捜査官的な部下も女上司や黒幕、共犯者たちの行動を暴かないのが疑問です。

   結局、中途半端なミステリーになってしまいます。

   捜査官的な部下が登場する段階で、深堀りしなくても女上司の夫婦関係の変化にはなにか理由があったのだろうという程度でよいでしょう。

   また、孕ませた相手が社外の人物であることもあるので笑えます。

   黒幕が欲しいのは従順な性的対象であり、共犯者たちに行わせる行為は異なります。

   孕ませという結末は、肉オナホになることを強制するオチにつながり、プロットと合わなくなります。

   女上司の望みとして孕ませを取り入れる場合、フェラの演出も展開と一致しないかもしれません。

   調整の必要がありそうですね。

4. 藤川徹

   2024年5月30日

   まだ粗削りだがミステリー仕立ての挑戦的な作品

   ひむろっく監督は、中出ししたって簡単に妊娠なんかしないよという考え方で有名な監督でした。そのイメージから、今月2つも孕ませ系の作品を作っているのはかなり驚きです。

   監督の定番であるOLものの要素もちょこちょこ見られますが、台本では夫との価値観の違いから子供を諦めた人妻という設定があります。この設定は、きとるね川口監督や木村浩之監督が得意とするタイプです。竹内有紀さん演じるアラサー女性は、自分の妊娠適齢期が過ぎ去っていくことを意識しつつも、私は仕事に生きる女性と自己を納得させながら日々の仕事に打ち込む役どころで、29歳の竹内有紀さんがぴったりのキャストだと思います。

   単身赴任中の上司の妊娠・産休を疑う部下が真相を追求すると、同僚たちによる脅迫レプの連鎖が明らかになります。これはミステリー仕立てで個性的な筋書きです。

   部下たちに弱みを握られて犯れる女性上司が一方的な被害者にならず、たくましさや勘が光る作品です。セリフも含めて、まだ粗っぽい部分もありますが、エンディングまでの展開や演出は工夫次第でより魅力的になるかもしれません。性描写もひむろっく監督らしい中出しにこだわらず、より締めの効いたシーンを描いて欲しいと思います。

   エンディングでは、結城くんの指輪があるかどうかを明確にするべきだと思います。また、この作品がここで終わってしまうのは少し不完全燃焼なので、続編などで更に展開されると良いかもしれません。

5. 岡田倫太郎

   2024年5月28日

   女上司モノ秀作

   久しぶりに興奮しました。このような女上司の物語は素晴らしい作品です。竹内も素晴らしく演じていて、とても良かったです。次回は木村部長が出るので楽しみにしています。