妊活兄嫁が種無し旦那の代わりにボクの精子を求めてきた！1回の中出しでは許してくれず、抜かしてももらえず追撃種付けピストンで精子が枯れるまで…

作品の感想&レビュー

1. 独り言

   2023年9月27日

   台本も演出も良し悪し半々

   ハンターは手軽な常に内出しの作品ばかりで、孕ませ系は川尻監督くらいしか作っていないと思っていたので、他の監督が作るのには驚きました。タイトルは種無し旦那となっていますが、旦那の精子に問題があるのは3人目のみで、他はただのセックスレスです。台本には妊娠適齢期を逃がす兄嫁の不安が盛り込まれていたのは良かったのですが、義弟との代理種付けがその場の思い付きなのかあらかじめ計画されていたのかが微妙な流れでした。1人目も最初から誘っているように見えたせいかと思いきや、分かりづらかったため、種無しの場合は計画的に、セックスレスの場合はその場の勢いといったように整理する方が良いかもしれません。

   セックスも精子が目的なのか欲求不満解消なのかを曖昧にしてしまったセックスは微妙でした。特に中盤からはただひたすらもっとしよう、もっとしようとしているだけで、途中から飽きてしまいます。もっと仕事のようなセックスから始まり、次第に感情が高まって激しくなり、最後には義弟に本気で惹かれてしまうような感情的なメリハリが欲しかったです。

   しかし、夫とは妊娠しないはずの状況なのに、兄嫁が狂ったように中出しを繰り返す姿は悪くなく、ホールド中出しや騎乗位で精子を搾り取る演出や、受精感を演じる間をうまく取り入れていました。2人目のラストでは女優が早く男性器を抜くし、4人目の最後も微妙でしたが。

   痴女系の作品の割には男性の乳首責めなど、流行りのテンプレには走らなかった点が評価されますが、ちょいちょい切れるような変な編集でごまかしている感じはマイナスでした。作り手側がうまくやっているつもりかもしれませんが、見ている側としてはイライラさせられて、AVの作り方として称賛されるものではないですし、全体的には良い点と悪い点が半々という印象でした。