僕は過保護すぎる母に逆らえない

作品の感想&レビュー

1. hiyoko

   2025年9月6日

   毒親ものとして超高品質

   親としての立場を利用して、悪質で卑劣な性的な行為を行い、その代償として母親の愛と快楽を得るという行為は許しがたいものです。

   通常の思春期の息子であれば受け入れられないような扱いは、母親の毒親としての本性を露呈しています。息子を徹底的に支配しようとする母親の執着心とサディスティックな性格は驚くべきものです。未成年の息子を個人として扱わず所有物として扱う非道さ、学業や交友関係に口を挟む過干渉さ、心配を理由に相手を支配する狡猾さ、性的な叱責で息子を追い詰める異常性、貞操帯を使った束縛や全裸にさせる精神的支配、門限を過ぎると時間を奪われる独占欲、息子の告白を騎乗位しながら目の前で断らせる非道さなど、これら全てが許しがたい行為です。

   息子を鏡にした生々しい毒親との関係の描写は素晴らしいです。このような扱いを受けたら、仕返しを考える気持ちもわかりますが、母親の教育により強く出られないのかもしれません。精神的な病気にかかる可能性もあるかもしれませんが、母親への性的依存により一時的な平静を保つこともあるでしょう。母親の好みが息子に反映されているようで、息子をお人形のように扱っているのが見て取れます。食事や生活をコントロールされている可能性や、一緒にお風呂や寝るよう強要されている可能性もあります。母親による屈辱や怨念は、息子を通して母親自身が解放しているようで恐ろしいです。

   しかし、息子が受けたダメージに比して、セックスの内容が比較的ノーマルであることは残念です。お互いに依存するプレイで深めていくといった展開を期待したいです。また、母親の毒親としての理由も知りたいです。

   続きをぜひとも期待しております。