冷徹でドSな奴●商のご主人様はなぜか私を売ろうとしない

作品の感想&レビュー

1. 小川

   2025年6月20日

   ギル様について語らせてください

   小説を読み終えた瞬間、レビューを書かねばという気持ちに駆られましたので、奴隷商人のご主人様であるギル様についてお話させてください。
   ざっくりとしたストーリーは、ギル様が奴隷として買ったサーシャを躾て売るまでの物語です。もちろん性教育も重要な要素となります。
   サーシャは奉仕やおねだりの方法、そして喘ぎ声まで、ギル様によって調教されます。
   普段、ドSは好きではないのですが、ギル様はドSながらも優しい。優しいが冷酷でもあります。
   その優しさがサーシャに向けられるものなのか、それともギル様が大切に思っているからなのか、その答えはギル様に握られています。
   サーシャが売れ残った場合、クリ責めの懲罰が待っています。
   それからは商品の勉強を兼ねた激しいピストンにより中出しを受けます。
   とにかく容赦のないドSなギル様のセックスですが、サーシャの初めての挿入時には怖くないか？と気遣ったり、最後にキスをするなど、優しい一面も見せます。
   ギル様にはどっぷりとハマってしまいます。そして最高潮は、ギル様がサーシャを奴隷として売ることを避けるため、勝手に屋敷を抜け出したサーシャを探し出した場面です。
   怒鳴りつけることが予想されましたが、ギル様は優しくキスをし、君を誰にも売るつもりはないと耳元で囁きます。まるで鬼から天使へと変わりました。
   しかし、その後のセックスは相変わらず激しいドSなギル様による責めが続きます。
   ギル様にどっぷりとハマりすぎてしまいます。