2025年5月27日発売、サークル「倫理がない」制作の「父娘失格」の最新ダウンロード情報です。
作品の内容
作品の説明
舞台は昭和5X年の架空の京都。
進駐軍と街娼の間に生まれた誠司は、その出自ゆえに幼少より過酷な運命を背負い、茨の道を歩み続けてきた。
それでも、彼はひとり娘の幸子を心の支えとし、全てを捧げて育て上げた。幸子もまた、父を心から慕っていた。
母と父と娘。傍目には、絵に描いたような幸福な家族そのものだった。
しかし、母の死を機に、ふたりの関係が静かに、しかし確実に、崩壊を迎えていく。
父×娘の暗めで不道徳な近親ものです。
性描写よりストーリーがメインなのでご注意ください。
途中に成人女性の性描写が挟まりますが、父が竿やるのは娘相手のみです。
作品の詳細情報
| 作品形式 | コミック |
| 配信開始日 | 2025/05/27 16:00 |
| 利用期限 | 無期限 |
| ファイル容量 | 119.67MB |
| ページ数 | 89ページ |
| シリーズ | —- |
| 題材 | オリジナル |
| タグ | 近親相姦 つるぺた 少女 男性向け 成人向け 歳の差 方言 体格差 新作 |
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作品の感想&レビュー
これはこれで好き
倫理観など関係なく、このような世界観だと割り切って楽しんでいただきました。
父の人生を知ると、あまりにも多くの辛い出来事があり、見ていて心苦しい気持ちになりました。
彼が娘を大切にしてきたということに罪悪感を抱き、自分を受け止めてくれる唯一の娘に対する欲情や背徳感も感じました。興奮ではなく、彼らが幸せであるならばそれでいいと思い、応援したい気持ちで見守ることができました。長く幸せでいてほしいと思っていましたが、意外な結末に涙が溢れました。しかし、2人が幸せな状態で亡くなれたなら、それも良かったと思えました。
購入してよかったと思いました！
破滅する成人男性に主眼を置いた作品
この作品を読む際、タイトルから父娘の近親相姦やロリータな行為を期待して購入してしまった読者が多いと考えられます。実際にはそのような要素が充分に含まれていましたが、本質としては破滅する成人男性が持つわずかな良心と呵責が崩壊し、絶望に追い込まれるというテーマが中心であり、淫靡な要素よりも精神的な側面が重視された作品と言えます。
誠司が淫靡な要素に魅了された幸子によって破滅していく様子は、非常に凄惨で、おそらく作者は父娘のシーンよりも、恋人同士が毒薬を口付け合う瞬間に興奮していたのだと思われます。作者が男性なのか女性なのかは分かりませんが、確かに興奮していたと思われます。物語としては、生きることに苦しむ者の破綻と、それでも確かな幸せを感じながら絶命する、その生きざまは非常に素晴らしいものでした。
本来は文学的な観点から星5つをつけるべきだと思いましたが、誠司があまりにも可哀想で興奮どころか気持ちが沈んでしまう点が大きかったし、途中でおばさんに見られてしまうシーンで爆笑してしまったので、星4つとさせていただきます。
もはや文学
ニッチでマニアックなジャンルかもしれませんが、近親相姦（おにろり）好きの方には間違いなくおすすめです。
表現が不十分で申し訳ありませんが、さまざまな点で心に響く作品でした。
記憶に残る傑作
この作品の作者は、様々な巻末にある資料を元にして制作しているため、戦後期の世界観がしっかりと描かれています。特に近親相姦における背徳感の表現は驚くべきものがあります。作品のタイトル通り、親子関係がテーマですが、父としても娘としても失格な関係が描かれています。主人公の父親の過去が悲惨な背景として描かれている点も注目です。そして何よりも、娘の健気さには感動して涙が止まりません。泣けるけれども、興奮も覚えます。背徳感は最高のスパイスという言葉の意味がよくわかりました。