初めては強●無理矢理もう1回

作品の感想&レビュー

1. りょうま

   2025年3月11日

   言葉にしない心理描写

   同じ作者による過去作では、ストーリーのページ数が少なく、エロシーンが重要視されています。タイトル通りの展開が主で、一方通行の思いを折りかえした男性がヒロインを強引に押し倒し挿入し、その後はセフレのような関係になるという内容です。モノローグはヒロインの視点で描かれており、男性側の気持ちもしっかり表現されています。1回目はコンドームを使用したにもかかわらず、2回目にヒロインが中出しを望んでいるシーンもあります。作者はコンドームの有無で描き分ける傾向がありますが、突発的な1回目を除いて、2回目も生で挿入している描写に味わいがあります。

   過去作では主に男性向けの演出が多かったが、今作では女性向けの要素も取り入れているように感じました。例えば、イキ狂うヒロインのシーンなどが挑戦的に描かれています。涙型のイヤリングがヒロインの気持ちに重ねられるなど、繊細な表現も見られます。

   作者は毎回新しい挑戦をしており、独特な内容の作品もありますが、今作は比較的一般的な内容で、エロシーンも多いため、初めて読む方にも取り組みやすい作品だと感じます。

2. ズワイガニ

   2025年3月1日

   2人の想いの行方が気になる展開＆濃密なエロスに満ちたＨ！

   涼ちゃんと想い人の弟である律くんの間で突然の告白があり、一方的にＨされてしまう展開があります。しかし、涼ちゃんはその後悔からくる戸惑いや抗えない気持ちを読み手に伝えることで、江戸川先生のストーリー展開や心理描写の巧みさが際立っていることが分かります。

   涼ちゃんの純真な綺麗さとエロスを感じさせる身体に魅了されます。特に彼女と律くんの激しいＨシーンは想像以上に激しく、涼ちゃんの身体の揺れや交わり、律くんの射精、そしてベッド上でのお漏らしまで、様々なシーンがエロス満載で興奮を高めます。

   自らの性欲に目覚め、身体の相性が抜群であることに気づいた涼ちゃんは、律くんの想いにどう答えるのか気になります。物語の結末に期待が高まる展開です。