昼下がりの母たち

作品の感想&レビュー

1. 山嵐

   2025年4月6日

   心の奥の欲求を解き放つ

   母子相姦仲間に触発された珍しい存在として描かれる母の物語です。非常に固い性格の母です。

   他人の家庭の性事情に興味津々で、自らも息子の部屋を探索することに決めました。息子が登校前に使用したティッシュの匂いだけで興奮し、さらには舌先で味わい全身が反応します。罪悪感すら性欲を加速させるスパイスとして絶頂する様は、過激過ぎて美しささえ感じられます。本来ならここで踏みとどまるべきなのですが、仲間の後押しを受けて本番へ進むことにしました。

   母子セックスへと至る過程が母親の性欲に基づく力強いアプローチで大好きです。息子がオナニーをしているところを狙い撃ちし、部屋に突入して動揺している息子を手コキで完全に支配します。断る余地はない状況でも、しっかりと息子の意思確認を行い、抜かりはありません。息子がただ恥ずかしいだけと確認すると、半裸の息子に合わせて服を脱ぎ始め、親子で恥ずかしい格好をさせて煽り立てます。自分自身を息子のズリネタとして差し出すだけでなく、共犯者としての感覚を植え付け、欲望を加速させます。手コキをしてお母さんで興奮してイッちゃう？という異様な言葉を口にし、息子の脳に焼き付けます。この言葉によって母親自身も肉欲を高める様子は、また素晴らしいです。息子の絶頂を口で受けとめ、絡みつく姿はいつもよりねばねばとしており、常習的に息子とのオナニーによる倫理的な破綻が描かれます。完全に欲望に支配された息子が、母親とのセックスを望んでいるという言質を取ると、母子セックスが始まり、肉欲がぶつかり合います。息子の若い性欲と母の熟した欲望が衝突し、生まれるエネルギーは極めて淫靡で美しいものです。母親の視点から描かれる回顧の最後では、母親の内面が描かれ、溺れる様子がうかがえます。

   相談相手よりも先に母子セックスしてしまうことにより、強い性欲を発見できるという結果になります。また、母子セックスによって仲直りも果たされ、素晴らしい結果となりました。

   情熱的な30ページでした。

2. 淋しい熱帯魚

   2025年2月14日

   一線を越えた先に...

   春日ママは、常識的で真面目な印象を持たれていましたが、ママ友の秋野さんの近親相姦の話を聞いたことで、自身の女性としての一面を知り、息子に迫るようになったというお話です。

   実際に一線を越えた後の春日ママは、見た目とは裏腹に快楽を第一に求めるようになり、とてもエロティックでした。息子との関係に後悔はなく、むしろ快楽を追求する変態的な姿は、夏のおやつ先生の作品の中でも珍しい葛藤のない新鮮なものでした。秋野ママの息子の状況も気になりますし、春日ファミリーとの対面があるのなら、続きが楽しみです。

   ただ、この作品の欠点はダウンロードできず、専用のビューアーでしか読むことができないことです。次回作の旅館で母娘丼はダウンロード可能なのに、この作品がダウンロードできないのは非常に残念です。複数の画像を大画面で見たいので、ダウンロード可能になることを願っています。