催●配達日録 〜姉妹は仲良しママになる〜

作品の感想&レビュー

1. ザク

   2024年1月23日

   終わり方が

   誰も傷ついたり悲しい思いをしていないし、普通にハッピーエンドだと思います。ただし、妊娠が分かったとき、父親が戸惑うかもしれませんが

2. 加藤茂

   2023年11月21日

   お父さんが可哀想

   姉妹というか、雰囲気的には喧嘩中の百合カップルが催おじさんに目をつけられて堕とされてしまう感じの話です。

   お互いに想い合っているからこそ素直になれず喧嘩していたことに気付いて和解する、本来なら感動的なはずの展開を、顔もろくに描かれない知らないおじさんどもに凌辱されながらという背徳的なシーンに重ねる描写は本当に素晴らしいです。
   最初は反発し合う気持ちを利用して誘導し、和解した後はお互いに抱くリスペクトの気持ちを利用して誘導する展開も良いですね。興奮します。

   ですが、ラスト。幼稚な少女ゆえ喧嘩をしていた自分たちが和解したことに感涙して、価値観が決定的に作り替えられてしまったことに気付かない父を女の顔で嘲うカット。
   この嘲い自体は必要な描写だと思うのですが、対象が父親というのはお父さん可哀想じゃね？と思っちゃいました。

   愛する娘たちの衣食住を支えるためと仕事に追われ、娘たちの気持ちへのケアが不十分だったことへの報い、って事なのかもしれないですが、ラストで初登場で、物語的な役割や関わりを一切得ていない父親に向けるのは、何かこう、取って付け感があります。嘲う対象として急遽間に合わせで生やした、みたいな。

   女の顔での嘲うのって、裏切りの表現で、ある種悪落ち的な愉快だと思うのですよね。なので対象は、作品中で多少なりとも関係性が描かれて、当初は大事に感じていた相手であるのが望ましい(暴君的･支配的だったりして裏切られてざまぁ出来る相手だと尚良い)。
   でも本作において、ヒロイン二人が何らかの関係性を築いているのって、ナンパ男モブぐらいで、後はひたすら姉妹で閉じちゃってるんですよね。
   そうなると共犯となり和解した姉妹がお互いを嘲うのも訳わかんないですから、親、しかも頑張って自分たちの生活を支えてくれる片親てのは納得の人選ではあります。ですが最後しか出ないのではやはり唐突な被害者生やし感ありますので、事前に関係性を描写してあればもっと良かったのでは、と思います(そこが抜けてるので、父親をただ善良な間抜けとしか設定できなかったのではないかとも)。

   これはあくまで私の好みの話であり、これがいい！と思う方もおられるでしょうし、作品の評価自体を下げるわけではないと思うのですが

3. hiyoko

   2023年6月26日

   物足りない。

   せっかく催眠をかけて妊娠させるつもりだったのに、最後に曖昧な感じがしました。いや、二人の仲がよくなってハッピーエンドみたいだけれど、何かもう一つ足りないなと感じました。

4. 鈴木秀樹

   2023年1月10日

   ハッピー風バッドエンドに読み応えを感じました。

   物語は、常識の変化による奉仕要求トレーニングと姉妹の確執からの和解を中心に進んでいきます。
   姉は術のかかりやすさが低く、妹は高いというのがポイントです。
   姉は劣等生で処女であり、妹は優等生で経験があります。対比が際立っています。
   妹が後半まで姉を挑発するシーンが良いです。

   姉妹が本音を晒し合い和解するため、一見するとハッピーエンドのように見えます。
   しかし、よく考えると調教者は満足し去りましたが、姉妹は妊娠してしまい、その後のことを考えるとバッドエンドです。
   帰宅して何も知らずに姉妹の和解を喜ぶ父という残酷な結末に、読み応えを感じました。
   絵もとても綺麗で可愛いので、おすすめの作品です。

5. 日野優太

   2022年12月1日

   素晴らしい

   背徳感を演出する方法と構成が非常に印象的です。
   絵は見やすく、非常に美しいです。
   これからも作品の発表を楽しみにしています。

6. こっちゃん

   2022年11月8日

   素晴らしいクオリティだが人によっては画竜点睛を欠くと思うかも

   この作品は、タイトルから期待される素晴らしい作画と描写で、一般的には期待される内容をほぼ満たしています。しかし、主人公が仲良しのママになるという重要な部分に関して、それが絵として表現されていないため、結末が弱いと感じる人もいるかもしれません。しかし、そういった点を許容できるのであれば、後悔しないと思いますので、ぜひ購入してみてください。