深淵の探索者 完全版 〜さらなる深みへ〜

作品の感想&レビュー

1. 鬼雀

   2019年6月17日

   思ったことを書きます。

   内容については、他の方とほぼ同じように評価しましたが、気になる点がいくつかあります。

   1）依頼に関して
   　例えばホワイトボードや酒場のマスターなど、依頼がない場面でも同じセリフを挟んでから依頼は無いという表現になることがありますが、その部分は直接的に依頼は無いと言ってもいいのではないでしょうか？また、新しい依頼がある時に、酒場に入った時点で新しい依頼があるようだというメッセージが表示されるといいかもしれません。
   　また、郵便物や何気ない会話から突然依頼が始まる場面もあるが、これはロールプレイ的にはアリだと思いました。

   2）ダンジョン（以降D表記）進入・脱出時の挙動
   　ダンジョンを脱出したら、街はずれではなく、直接街に出られるといいと思いました。ダンジョンを脱出してすぐまた進入するような動きは基本的に考えにくいでしょう。
   　序盤から中盤にかけて重要な松明の残数は、探索画面でも右上に表示しておくなどの工夫が必要かもしれないと感じました。

   3）回想シーンについて
   　回想シーンがどれだけ収集できているかがわからないので、回収率や未収集シーンのヒントなどが表示されるとありがたいです。

   個人的には、RPGとしての出来が良いので、H無しでも十分楽しめると思いますが、ストーリー上必要な場面もあるのでしょう。最終バトル前後の会話やストーリー展開については、賛否があるかもしれません。ただ、音声がオフになっていても最終戦で音声が流れたという点は気になりました。

   現時点ではまだゲームとして未完成ですが、エクストラダンジョンなどが後から追加されるとのことで、楽しみにしています。

2. DAI

   2019年4月15日

   やりこみ要素はある。【追加シナリオクリアーした】

   二周目です。難易度5段階の中でスタンダードをクリアしました。合計80時間（スタンダード版では約35時間）かかりました。最終レベルは47から76に上がりました。
   何度かプレイする予定です。

   価格が高いので、2回体験版をプレイしてから購入しました。個人的には3.8つ星と評価します。体験版では、たいてい1/3ほどをプレイできました。

   【Hシーン】
   商品説明にもあるように、さまざまなシーンがあります。総数は多いですが、不満を感じる人もいるかもしれません。キャラクターのイメージには合っています。
   ただし、個人的にはもう少し工夫してほしかったです。他の作品でも同じ感じがします。

   タグにはないですが、異種姦（輪●）もあります。オネショタ、百合、そしてBLから性転換のシーンもあるため、女性でも楽しめるかもしれません。

   全滅や凌辱などの惨いシーンはありませんので、そのような内容が苦手な方には良いかもしれません。

   【ゲーム】
   階層は多くありませんが、広いです。体験版の先から、突然強力な雑魚モンスターが現れるので、ある程度のレベルが必要でした。1度全滅しそうになり、チート（戦闘カット）を使用して逃げました。謎解き要素は簡単だと思いますが、準備が必要な部分もあります。

   【世界観】
   しっかりしていると思います。主要キャラクター以外にも魅力的なキャラクターが登場します。

   【3.8つ星の理由】
   酒場の床の色と台詞の色がかぶって、やや読みにくいと感じたためです。

   改善すべき点：
   1：主要メンバーが女の子4人なのに、アイテム所持制限がないと不自然に感じました。武器の増加に合わせて増やす方法があってもいいと思いますが、魔法の使用回数が制限されている点と整合性が取れていません。
   2：必要のない小さな依頼もありました。代わりにHシーンやボス戦を増やす方が良いと思います。
   3：スタンダード以外は分かりませんが、後半の鉱山で手に入れる必要のない武器もありました。隠しショップで売られているアイテムの方が役立つことがありました。

   【購入する価値があるか】
   エンディングが全ての人に受け入れられるかは疑問ですが、価格に見合っていると思います。20%値引きは少し速いかもしれません。次回作も楽しみにしています。

3. にわとり

   2019年2月4日

   RPGとエロがはっきり分かれてる

   戦闘中のシーンでは、被ダメージで立ち絵の服が破れる程度です。ボス戦では組み伏せられる場面もあるようですが、雑魚戦での陵辱や敗北シーンのようなものはありません。エッチなシーンは基本的にイベントやクエストで見ることができます。個人的には、その内容には大満足しています。

   このゲームは、ダンジョンを潜って宝箱を開けて回る、いわゆるハムゲーが好きな人にはハマるでしょう。難易度も細かく選ぶことができます。スタンダードな難易度でも、思考停止でボタンを押しているだけでは苦しい場面もあり、じっくり遊ぶと充分な面白さを感じることができます。

   エッチな要素もゲームプレイもとても好きです。ただ、エロとゲームの要素がはっきり分かれていて、エッチしながらゲームを楽しみたい人にとっては少し物足りないかもしれません。私自身、それを期待して購入してしまったので、少し残念です。でも、ゲームとしての楽しさには罪はないので、星5つと評価します。

4. どんぺー

   2019年1月29日

   エロを求めるなら星3くらい？

   タイトル通り、エッチな要素を求めている方には少し物足りないかもしれません。
   ・オヴェリア…ピンク色の髪をしたレスカディア王女。パーティのタンカー役。性格はほんわかしていますが、王女らしく貞操観念が堅そうです。婚約者もいるため、エッチなシーンはセクハラがメインだと思いきや、治療と称してタコのような触手で攻められたり、女性器を持った人物によるレズプレイがあります。
   ・雛菊…王女の従者。動物のような耳がついたピッチピチタイツの侍。剣と魔法で戦う遊び人です。姫騎士のような立場かと思いきや、特定のボス戦では倒された直後に濡れる即落ちのような展開も。
   ・ファウ…金髪のエルフ。いくら犯されても気持ち良いと言うほど、おっとりした性格のヒーラー兼遊び人。ボーイッシュな見た目と声のギャップが大きいキャラクターです。
   ・レーシェ…緑髪の盗賊。少し百合要素のあるパーティのサポート役。魔物に捕まった際のショックや、パーティに加わるまでの経歴に百合要素がありながらも違和感がありません。

   この4人がメインで進んでいきますが、キャラクター設定や世界観のせいか、犯されても悲壮感が少なく、精液で汚れたり、妊娠するといったネガティブな状態はありません。戦闘中もエッチな要素は含まれていませんし、各シーンも短めでさっと終わってしまいます。

   RPGとしてはかなり高い水準で作られており、没頭することができるほどに楽しめました。4つ星の評価はそれが理由です。ただ、地図表示時に閉じるボタンが邪魔だったり、現在地の表示が見にくかったり、宿屋からダンジョンへ行くために城下町を通らなければならなかったりと、些細な点が気になりました。ウィザードリィを思わせる楽しいRPGでした。

   購入を考えている方は、RPGにエッチな要素が付いている作品だと思えば良いと思います。Hシーンは喘ぎ声のみで、フルボイスではないのでご注意ください。

   追記
   直接評価に関係はありませんが、発売からわずか2日で30%割引はどうなのでしょうか。早期購入者にはCGがついているということで、以前から発売を楽しみにしていた方からすると、少し不快な気持ちが残るかもしれません。