妻がデッサンモデルになって寝取られた。 白峰ミウ

作品の感想&レビュー

1. めがねもん

   2024年7月3日

   ドラマ的には悪くはないけど下半身接写多すぎカメラワークがいまいち

   個人的には、加藤妃乃verよりも三宮つばき編の方が良かったと感じた。マドンナの『ヌードモデルNTR』とは異なり、『町内キャンプNTR』のような閉鎖空間での逃れられない状況が追加された作品スタイルは、三宮つばき編は人妻も画家もエキセントリックではないが、今までで最も明確な作風かもしれない。

   借金妻と成金という社会的格差に基づき、まじめな人妻が自分の中に秘めた野生の性が強引に引き出されるストーリーで、最初は抵抗するだけだった人妻が段々と変化していくギャップを演じる女優の演技はうまい。メスのリビドーを解放していく感触も良かったし、夫が子供を望んでいることを知り目を輝かせるドラマ的な演技も素晴らしかった。

   セックスも興奮させるし、中出しも中盤までは良かったが、抜き差しのアップ映像が多く、特に女優の受精イキ演技のエロさを捉えきれないカメラワークは、時代遅れでがっかり。三宮つばき編を振り返ってもその印象はなかったので、今回の問題はカメラマンかもしれない。後半のセックスシーンでは、女優のイキっぷりが抑えられる前に早漏で抜いてしまう男優も良くなかったと思う。

   エンディングも、母になる喜びや安らぎの描写は、三宮つばき編ほどのクオリティはなく、映像的な満足度は低め。台本的に、金持ちたちの子供を妊娠したことが夫の出世に繋がったブラックな側面をより強調しても良かったかもしれない。

   加藤妃乃verよりはるかに良いが、三宮つばき編ほどではなく、星4つと少しオマケ気味だ。