母子性愛サポートプログラム

2026年7月5日発売、サークル「官能物語」制作の「母子性愛サポートプログラム」の最新ダウンロード情報です。

作品の内容

作品の説明

西暦20XX年、秋。政府が発表した「次世代健全育成支援法案」のモデル事業は、少子化対策と青少年の健全育成を名目に、保護者が子の性的衝動を管理・発散させることを推奨するものだった 。
経済的困窮から、月額30万円の手当と引き換えにこの狂気のプログラムへ参加した佐藤家 。行政の指導という名目の「ケア」が、段階的に、そして決定的に家族の倫理を塗り替えていく 。
これは、国家という権力が最も親密な場所である「家庭」を侵食し、新たな秩序を完成させるまでの記録である 。

総字数 約129,000字(読了時間 約4時間18分)

〈プロローグ〉

西暦20XX年、秋も深まりを見せ始めた頃、政府は「次世代健全育成支援法案」と名付けられた新しい政策のモデル事業を発表した。
その報は、楓ニュータウンに住む佐藤家の夕食後のリビングにも、テレビの臨時ニュースとして届けられた。アナウンサーが淡々とした口調で読み上げる法案の骨子を、一家の主婦である佐藤由美子は、手に持ったままの湯呑みの温度が失われていくのも忘れ、呆然と聞き入っていた。
その法案は、少子化対策と並行して急務とされた青少年の心身の健全な育成を、家庭と行政が一体となってサポートするという、一見すると耳当たりの良いものだった。育児や教育に関する手厚い経済的支援や相談窓口の拡充。そこまでは、誰もが歓迎すべき内容に思えた。
しかし、問題はアナウンサーが次に口にした一文にあった。
「……また、本法案には、専門家の監修のもと、青少年の第二次性徴期における性的衝動を適切に管理・発散させるための家庭内サポートプログラムも含まれております。これは、かつて我が国の農村部に見られた、若者の性を共同体で保護・育成するという相互扶助の精神を現代的に再解釈したもので……」
由美子の隣では、夫の雄介が「なんだ、そりゃ」と眉をひそめている。画面には、法案の概要を示すフリップが映し出された。
『少年の性の手引きは母親が、少女のそれは父親が担うことを基本とする』
その一文を目にした瞬間、由美子の視線は無意識に、テーブルの向かい側でスマートフォンをいじっている一人息子、拓也へと注がれていた。彼は、まさに、その「青少年」というカテゴリのど真ん中にいる。拓也はニュースには全く興味がないようで、イヤホンから漏れるシャッフルビートのリズムに小さく首を揺らしている。その無関心さが、由美子の胸を妙にざわつかせた。
数日後、市の広報と共に、モデル地区に指定された佐藤家にも、その「家庭内サポートプログラム」への参加を打診する分厚い封筒が届いた。リビングのローテーブルに広げられたパンフレットには、美しいデザインと心地よいフォントで、プログラムの理念や安全性が繰り返し説かれていた。
参加はあくまで任意であり、希望家庭には月額三十万円の特別手当が支給されること、専門のカウンセラーによる定期的なメンタルケアが約束されていることなどが明記されている。
「三十万か……」
雄介が呟く。彼の会社は、長引く不況で決して安泰とは言えなかった。由美子がパートで家計を助けてはいるが、来年に迫った拓也の大学進学を考えると、その金額は無視できない魅力を持っていた。しかし、と由美子は思う。お金の問題ではない。これは、家族の形そのものを根底から揺るがしかねない、あまりにも異質な提案だった。
その夜、由美子は拓也の部屋のドアをそっとノックした。珍しい母親の来訪に、ベッドの上で参考書を広げていた拓也が訝しげな顔を向ける。
「拓也、ちょっといい?」
促されるままに、由美子は学習机の椅子に腰かけた。ぎしり、と小さな音が部屋に響く。息子の部屋に二人きりで向き合うのは、いつ以来だろうか。幼い頃は毎晩のように絵本を読んでやったこの部屋も、今では由美子の知らない音楽や雑誌で埋め尽くされ、少しだけ汗と男性用の制汗剤の匂いがした。
「あのさ、この前のニュース、見てた?」
切り出し方が分からず、由美子の声は自分でも分かるほどに硬かった。
「ニュース? ああ、なんか変な法律のやつ?」
拓也は気のない返事をしながら、参考書のページをぱらぱらと捲っている。その関心のなさに少しだけ安堵し、同時に、これから話さなければならないことの重さに、由美子は唇を噛んだ。
「うちの地区が、その……モデル地区に選ばれたの。それで、市役所から、このプログラムに参加しませんかっていう手紙が来て……」
そこまで言うと、拓也の手がぴたりと止まった。ゆっくりと上げられたその顔は、まだ少年特有のあどけなさを残しているが、その奥にある瞳は、由美子が知らない、一人の男のそれのように見えた。
「……は? 参加するって、誰が?」
「希望する家庭が、よ。もちろん、強●じゃないわ。ただ、参加すると、その……手当が出るっていうか……」
金のことを口にした自分を、由美子は心底軽蔑した。だが、それ以外に、この異常な提案を息子に伝えるための、まともな理由が見つからなかった。
拓也は何も言わなかった。ただ、じっと由美子の顔を見ていた。その視線に耐えきれず、由美子は俯く。息子の前で、母親である自分が、こんなにも小さく、卑しい存在に感じられたことはなかった。沈黙が鉛のように重く部屋にのしかかる。壁に貼られたロックバンドのポスターのギタリストが、二人を嘲笑っているように見えた。
「……父さんは、なんて言ってるの」
やがて、拓也が掠れた声で言った。
「お父さんは……拓也の気持ちが一番だって。あなたが嫌なら、もちろん断るって」
それは本当だった。雄介は、「最終的に決めるのは拓也と由美子だ。俺はどっちの味方でもする」と言ってくれた。その言葉が、今の由美子には唯一の救いだった。
「……母さんは、どうしたいの」
問い返され、由美子は言葉に詰まった。どうしたいのか。分からない。母親として、息子をそんな奇妙な制度の実験台にするなど、考えられるはずもなかった。
しかし、一人の生活者として、月三十万円という金額が頭から離れないのも事実だった。そして、心のどこかで、このプログラムが、思春期に入ってから少しずつ距離ができてしまった息子との関係を、何か新しい形で結び直してくれるのではないかという、淡い、そして倒錯した期待が芽生えていることも否定できなかった。
「お母さんも拓也の気持ちが一番大切よ」
当たり障りのない、母親としての模範解答を口にしながら、由美子は自分の心の奥底にある本心から目を逸らした。
「……ふーん」
拓也はそれだけ言うと、再び参考書に視線を落とした。その横顔は、感情を一切読み取らせない仮面のようだった。
「じゃあ、俺、勉強あるから」
それは、明確な退室の要求だった。由美子は「ええ、頑張って」と力なく呟き、静かに部屋を出た。ドアが閉まる直前、拓也が深く、長い溜息をつくのが聞こえた。
その日を境に、家の中の空気は微妙に変わった。これまで通りの日常が繰り返されているはずなのに、由美子と拓也の間には、薄くて硬い、透明な壁ができてしまったようだった。
食卓での会話は極端に減り、二人の視線が合うと、どちらともなく気まずそうに逸らされた。由美子が洗濯物を取り込むとき、拓也の下着が目に入ると心臓がどきりとした。拓也は、由美子が風呂に入っている時間を意識的に避けるようになった。
互いが互いを、これまでとは全く違う存在として意識し始めている。それは、あの禁断のプログラムが、まだ参加するとも決めていないうちから、佐藤家という小さな共同体を静かに侵食し始めている証だった。
秋の冷たい雨が窓を叩く夜、由美子はリビングで一人、市役所から送られてきた『プログラム参加同意書』と書かれた一枚の紙を、ただじっと見つめていた。その白い紙が、家族の未来を決める投票用紙のように思えてならなかった。

作品の詳細情報

配信開始日2026/07/05 00:00
作者黛かん
作品形式コミック
ページ数542ページ
題材オリジナル
ファイル容量2.88MB
利用期限無期限
タグノベル 熟女 人妻・主婦 近親相姦 童貞 寝取り・寝取られ・NTR 中出し 少年 母親 男性向け 成人向け 常識改変 新作

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