娘のおっぱいを10年間揉み続け‘育乳マッサージ’していた。 桃色かぞくVOL.28 三葉せり

作品の感想&レビュー

1. 福岡聖菜

   2023年7月26日

   娘に依存する父親

   夏、三葉せりは浴室で母親に初潮のケアをしてもらう。

   半年後、自分の部屋でスカートの下に履いていたジャージを脱ぎ、ペンで股間をこする。

   翌年の夏の朝、母親から今日は遅くなるから、夕食は適当に食べてと言われ、父親の杉山さんは不機嫌になる。杉山さんが去ると、せりは母親に下着を買ってほしいと頼むが、下着は高いからまだ買わなくても良いと言いくるめられる。

   夜、晩酌している杉山さんにどうすればお母さんみたいにおっぱいが大きくなるのか相談したら、見せてみろと命じられる。パジャマの上着を脱いでスポーツブラを下ろせば、マッサージしよう、するとあなたも大きくなるからと微乳を揉まれる。

   ２か月後、真昼間、自分の部屋のベッドでブラウスを脱がされ、胸を弄られる。スカートをまくり、ペンで股間をこする中で、ブラが外され乳首を吸われる。ショーツを脱ぎ、指で刺激される。手コキされ、亀頭を頬に擦りつけられる。喉まで挿入され、射精される。

   ３か月後の夜、ソファでスウェット・パーカーとブラとパンツを脱げば、オイルを微乳に塗り込まれる。ショーツを脱げば、指で刺激され、舐められ、尻で擦られる。後ろから処女を奪われ、体勢を変えながら中出しされる。我に返った杉山さんに、急いで精液を拭き取られる。

   半年後の朝、洗面所で胸を揉まれる。ワンピースをまくり上げ、股間を触られるが、今日は生理だからと断る。

   はじめに恋人と手をつないで歩いている姿を目撃される。

   浴室でシャワーを浴びていると、はじめが乱入し、男ができたのか？と唇を奪われる。乳首や陰核を舐められる。イラマチオされ、喉に射精される。

   １年半後、両親が離婚し、せりは就職する。はじめに来月、家を出る予定と告げる。

   ３か月後、衣類を詰める最中にブラを見つける。今でも使えるよ、だってあの頃からブラのサイズは変わっていないからねとセーターとブラを取り、見つけたブラを着ける。

   実は、私はお父さんのこと、ちょっと好きだったんだよとブラを外せば、微乳を弄られる。舌を絡められ、乳首を吸われる。ジーパンを下ろされ、指で刺激される。即座に口で行為を行われる。

   ベッドでジーパンを脱がされ、舐められ、即座に行為を行われる。

   ベッドで後ろから貫かれる。

   ベッドで後ろ向きに腰を振り、対面騎乗位になり、正常位で膣内射精する。

   お父さんのことが大好きだよ私もだよと抱き合う。

2. めーやん

   2022年11月25日

   新人女優の演技力に合わせて調整された佳作

   監督がこの女優には特別な思い入れがあるのかもしれませんが、連続してこのシリーズに出演するとは思いませんでした。ただ、監督は前作を踏まえた上で女優の演技力を理解しており、彼女にできないことを要求する作風ではありません。視聴者としても最初から期待を下げていたので、前作のように途中でがっかりすることなく普通に鑑賞することができました。

   『実の娘と円光しています。でも娘は私に無関心です。』をベースに『妹のおっぱいを吸い続けて、10年になりました。』など、既存の台本や演出を組み合わせて作られた感じで、既視感はありますが、斬新さを求めずにシンプルでわかりやすい純愛系です。年齢設定が曖昧な感じや、娘の部屋のセットや下着の変化など、コスチュームの選び方、セックスの演出の違いなどに手を抜かず、丁寧な仕事ぶりがこのシリーズらしいですが、攻めた印象は受けませんので、イージー松本監督らしいディテールへのこだわりという点でも、今回はおとなしめだと思います。

   セリフは少なめですが、間の取り方などは難しい作風ですが、女優は男優とのコミュニケーションも上手く取れており、役にしっかりと入り込んでいて、セックスの場面でも感情が乗っていて、東條なつの出演前の演技を思い起こさせます。

   三葉せりよりもキャリアと演技力のある女優で、この内容だと物足りなさを感じるかもしれませんが、現時点での女優の実力と、シリーズに求められる作品のレベルとの妥協点をうまく見つけたという点で、制作の腕を感じさせる作品です。少なくとも、前作のようにこのシリーズに出るには実力不足と感じさせることはありませんでしたので、成功だと言えるでしょう。